10月11日の沖縄タイムス社の

【歯の長寿学】

というコラムに上原会長の記事が掲載されました！

抜粋してご紹介note

 

加齢と共に心身の活力が衰えると

歩き方が弱々しく遅くなり、時には転倒しやすく

立ち上がることが困難になりがちです。

これは全身の筋肉が衰えた「サルコペニア」と言われる症状です。

声も弱々しく人との交流がおっくうになり

精神的にも活力が衰えてくることがあります。

この様な心身の衰えた状態を

最近では≪フレイル≫と呼ぶようになりました。

進行すると自力での生活が困難になり

要介護に移行しやすくなることから

最近≪フレイル≫への関心が高まってきました。

加齢とともに歯を失い、かむ力が弱くなり

舌・喉の筋肉が衰えて飲み込む力が弱く、むせやすくなります。

さらに、唇の筋力も衰えて食べこぼしが多くなります。

その結果、食事はパン、そばなど軟らかい

炭水化物に偏るようになります。

歯ごたえのある肉などのタンパク質や

野菜類が不足、栄養のバランスが崩れ、

筋肉が減少して心身の活力が落ちていきます。 

最近では、オーラルフレイルの診断・予防法・治療法が

ほぼ確立されました。

そのことにより全身の≪フレイル≫を

早めに予防することが出来るようになりました。

ひいては「要介護」にならない自立した生活が約束されます。

今年4月の保険診療改訂で『オーラルフレイル』が

「口腔機能低下症」の診断名で

新たに歯科保険診療に導入されましたので

詳しくはかかりつけの歯科でご相談ください。

 

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